番外編 ハイライト「欧米社会が称賛した明治女性3人」


明治は、日本女性も国際社会で輝いた時代でした。特に欧米社会で称賛された3人の女性をご紹介しましょう。

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最初は、明治25(1892)年にオーストリア・ハンガリー帝国の代理公使として来日した青年貴族ハインリッヒ・クーデンホフ・カレルギーに見初められて、結婚した青山光子。光子はカレルギーについて、チェコの広大な所領に行きますが、夫が急死してしまいます。広大な所領をどう管理するのか、二人の息子をどう育てるのか、光子の真摯な生き方が周囲の尊敬を集めていきます。

二人目は、日本最初の女子留学生・大山捨松。日本の近代化には女子も留学させる必要があるとの明治政府の見識は素晴らしいものでしたが、その期待に違わず、わずか12歳の捨松はアメリカで伸び伸びと育ちつつも、日本人としての誇りを忘れず、祖国に報いる道を求めていきます。

三人目は、学習院女学部や実践女学校をたちあげて、日本の近代女子教育を確立した下田歌子です。英国留学中はビクトリア女王にも親しく謁見を受けて、その気品と教養が称えられました。

 江戸時代の教育を受けた日本女性は、その気品ある生き方によって、欧米社会からも称賛されたのです。

■目次

No.169 欧州合衆国案の母・クーデンホフ光子
http://jog-memo.seesaa.net/article/499459632.html
https://youtu.be/JIjzTuLYS2E

No.747大山捨松(上)~貴婦人の報国
http://jog-memo.seesaa.net/article/201204article_4.html
https://youtu.be/7ZV3fZ2XzRo

No.1020下田歌子~「ゆりかごを揺らす手が世界を動かす」
http://jog-memo.seesaa.net/article/201708article_2.html
https://youtu.be/AeO8dnepJt4

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