【YouTube版】人種平等の戦い
唯一の非白人近代国家である日本は、人種差別との戦いでも最前線に立たねばならなかった。
■■ 転送歓迎 ■■ No.3402 ■■ R05.09.08 ■■ 4,078部■■
■1.人種差別撤廃への日本の宿命■
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虐待をこうむっている有色人種のなかでただ一国だけが発言
に耳を傾けさせるに十分な実力を持っている。すなわち日本で
ある。日本は唯一の非白人一等国である。人種以外のすべての
点で日本は世界の支配的大国と肩を並べている。しかし、日本
がいかに軍事力で強大になろうとも、白人は日本を対等とは認
めることはしないだろう。[p158]
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第一次大戦後にイギリスの外務省がまとめた「人種差別と移民」
という報告書の一節である。日清・日露戦争、第一次大戦の勝利を
通じて、日本は世界の強国の仲間入りをしたが、それは非白色人種
による唯一の近代国家という前例のない、孤独な地位であった。
当時は「科学的人種主義」が花盛りの頃で、西洋の一流の学者は、
日本人の人種的劣等性は経験的に実証できると論じていた。「日本
人は身長5フィート(150cm)、肌は褐色、吊り目をしていて、
生の魚を食べる」といったあからさまな差別的記述がごく当然のよ
うにされていた。
米国カリフォルニア州では、様々な法律で日系移民の土地所有
を禁止し、その子供を公立小学校から追放していた。オーストラリ
アのウィリアム・ヒューズ首相は、選挙演説の中で次のような一節
を述べている。
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我々の主たる綱領は、もちろん白いオーストラリアだ。これ
に関しては妥協の余地はない。働き者の有色人種の兄弟は去れ。
戻ってくるな。[p133]
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日本は有色人種の先頭に立って、世界の人種差別撤廃を目指さね
ばならない宿命にあった。
【続きは本編でご覧ください】
【ブログ版】 http://jog-memo.seesaa.net/article/500589456.html
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